2023年11月16日

災害復興への取り組み

東日本大震災の復興支援

東日本大震災の復興支援

災害廃棄物等を処理するため、一丸となり処理を行いました。

災害発生後、いわき市内で発生する一般ゴミの約6年分に相当する約86.3万tの災害廃棄物等を処理するため、いわき市内を中心に合計17箇所の廃棄物仮置き場が設置されました。

当社はもちろんのこと、加盟団体が一丸となり各仮置き場に集積されたがれきなどの分別・廃棄処理を行いました。

自然発火を防ぐために毎日3回の温度計測や線量計測などを常に実施しながら、数年をかけて廃棄物の処理を行いました。
  • 東日本大震災の復興支援
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早期回復を目指して

当時は廃棄物処理の部署ではないスタッフも含めて、臨時で現場スタッフを増員して作業にあたっていました。

当時、誰しもが大変な状況のなかで尽力してくれたスタッフはもちろんのこと、協力会社の皆様、そして、ともに復興を目指した地元の方々に本当に感謝しています。

台風19号の災害対応

台風19号の災害対応

多数の清掃業務や消毒業務の対応を行いました。

2019年10月に発生した台風19号に伴う豪雨の影響で、5,000棟を超える住家で床上浸水などの被害が発生しました。
詳細はこちら

当社では、一般のご家庭や地域の生活を支える公共施設やスーパーなどが、いち早く今までの生活や営業を取り戻すために、多数の清掃業務や消毒業務の依頼を受け、対応を行いました。

また、水害によって発生した災害廃棄物は、東日本大震災と同様に加盟団体と連携し、廃棄物の運搬や廃棄物仮置き場での受入と選別、搬出作業を約1年にわたって行いました。
  • 台風19号の災害対応
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今後も地域に貢献していけるように

これは当社だけでなく、地元住民の方々や関係者の方々、協力会社様の尽力があったからこそだと考えております。
今後も地域に貢献していけるようスタッフ一同邁進して参ります。

地域貢献

いわき市体験型経済教育施設Elem(エリム)

いわき市体験型経済教育施設
Elem(エリム)

いわき市では、小学5年生を対象にした社会体験プログラム「スチューデント・シティ」を展開しています。

このプログラムは、子どもたちが社会の仕組みや働く意味、ビジネスの基本を学ぶ場として提供されています。

学校での事前学習、スチューデント・シティでの実践体験、そして事後学習の3つのステップを通して、「仕事をする意味」や「仕事選びと会社の仕組み」、「価格やコスト、利益の関係」、「ビジネスプラン作り」などの基本的な知識を学びます。
  • いわき市体験型経済教育施設Elem(エリム)
  • いわき市体験型経済教育施設Elem(エリム)
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累計2,700人を超える参加者

当社は、スチューデント・シティの活動や目的に賛同し、清掃サービスを提供する仕組みを学ぶこの出来るブースとして出展しています。

年間約300人を超える小学生が参加し、他のブース(企業)にゴミ箱を設置し、その使用料を受け取る活動や、個人向けのハウスクリーニングサービスの販売などを行ってきました。

子どもたちが社会の仕組みを理解し、自分の役割や責任を感じることで、より良い社会を築くための基盤を育み、次世代のリーダーたちが育っていくことを願っています。


いわきFCの支援いわきFCの支援
当社は2023年にJ2昇格を果たしたいわき市をホームタウンとするプロサッカーチーム「いわきFC」の下部組織「いわきFCアカデミーU15/U18」をビジネスパートナーとして応援しています。

同クラブが掲げる「未来を担う人材の育成」「文武不岐」の考え方、地域一体となった取り組みに共感、2017年より公式ユニホームのパンツに弊社ロゴを掲出頂き、支援を続けています。


社内献血活動の協力社内献血活動の協力
社員一人ひとりが自由意思によって社会貢献出来ると考え、年に一度、日本赤十字社の協力のもと献血バスを招いて希望者を対象に献血活動を行っています。

助けを必要とされる方々に幅広く貢献することができる場として、継続的に実施してまいりたいと考えております。

地元行事への支援・協賛
いわきサンシャインマラソン

いわき市の小名浜地区を中心に開催される2010年創立の市民参加型の長距離走大会(市民マラソン)

いわき花火大会

毎年8月に小名浜港埠頭で開催される花火大会

イルミエールいわき
いわき駅前を中心に、市内5カ所で同時開催されるイルミネーションイベント

SDGsについて

世界が直面している環境問題。その解決に向けて

世界が直面している
環境問題。
その解決に向けて

国際社会は「持続可能な開発目標(SDGs)」を掲げ、各国、各企業がその実現に向けた取り組みを進めています。

その一環として、私たち常光サービス株式会社もまた、自社の事業を通じてSDGsの達成に貢献してまいります。

特に廃棄物処理・リサイクル業の果たす役割は、クリーンなまちづくりの、大きな基盤となっています。

循環型社会を推進していくべく、リサイクル率を向上させるための設備の導入や、回収した廃棄物を適正に選別・解体などを行うことによって、高いリサイクル率を実現し持続可能な都市の創出に貢献します。

GOALの設定

  • GOAL③「すべての人に健康と福祉を」

    GOAL③「すべての人に健康と福祉を」

    従業員の一人ひとりが心身ともに健康で働きやすい職場をめざし、労働環境や制度の改善に積極的に取り組み、健康管理に努めています。

    また、業務中や業務外での事故などを防止するため、安全で衛生的な労働環境の整備に取り組んでいます。

    • 健康診断受診、ストレスチェック実施の徹底
    • 職場の安全パトロールの実施
  • GOAL⑤「ジェンダー平等を実現しよう」

    GOAL⑤「ジェンダー平等を実現しよう」

    差別や各種ハラスメントを防ぐ体制を整備し、社内で差別や人権侵害がないよう努めています。

    • 定期的なコンプライアンス、ハラスメント教育を実施
  • GOAL⑧「働きがいも経済成長も」
    GOAL⑩「人や国の不平等をなくそう」

    GOAL⑩「人や国の不平等をなくそう」GOAL⑧「働きがいも経済成長も」

    • GOAL⑧「働きがいも経済成長も」
    • GOAL⑩「人や国の不平等をなくそう」

    ビルメンテナンス事業(総合清掃管理・設備管理・警備保安等)を通じて、良質な生活環境や労働環境の確保に寄与します。

    社内においては、国籍・性別・年齢を問わず多様な人材が十分に活躍できる環境の整備に取り組んでいます。

  • 国際交流の推進

    アジアを中心に外国籍の従業員や外国人技能実習生を積極的に雇用しています。日本や当社の技術や文化を学び、国際社会で活躍できる人材育成のための環境を提供・支援しています。

    2018年から外国人技能実習生(特定技能)の積極的雇用を進めています。

    日々の業務を通じて清掃の技術を学ぶだけではなく、組合と連携した日々の生活支援や、ビルクリーニング技能士の取得に向けた教育、日本文化を学ぶための社内レクレーション参加など、働きがいの増す環境を支援しています。
  • ダイバーシティの推進

    シルバー世代の人材でも積極的に雇用し、年齢制限を設けることなく個々人の体力や家庭の都合等に合わせて勤務時間や勤務場所を柔軟に変更し、長期的に活躍できる環境を支援しています。

    当社従業員の男女比は男性38%:女性62%で、年齢層は、60歳~69歳が約34%、70歳以上が約21%となっています。

    また、障がい者雇用にも力を入れており、特別支援学校からのインターンシップの受入れなどを行っています。
  • GOAL⑫「つくる責任つかう責任」
    GOAL⑬「気候変動に具体的な対策を」

    GOAL⑬「気候変動に具体的な対策を」GOAL⑫「つくる責任つかう責任」

    • GOAL⑫「つくる責任つかう責任」
    • GOAL⑬「気候変動に具体的な対策を」
    • ビルメンテナンス事業

      建物の老朽化を可能な限り抑制し、長く建物を利用できるように維持します。また適切な設備管理を通して、建物の省エネ対策と効率化に努めることでエネルギー消費と温室効果ガスの排出削減に貢献します。
    • 廃棄物・リサイクル関連事業

      より具体的な環境貢献を目指しています。廃棄物を新たな資源として再利用することで、資源の有効活用を促進し、廃棄物の発生を抑制します。

      これにより、持続可能な消費と生産を実現し、地球温暖化の抑制にも寄与します。廃棄物の適切な処理を行い、減容化を促進し、環境負荷を最小限に抑えることで地球の生態系を守り、持続可能な社会の実現に貢献しています。

      定期的に更新している「温室効果ガスの測定結果」は、私たちの環境貢献の具体的な証となっています。

私たち常光サービス株式会社は、これらの事業を通じて、
SDGsの達成に向けた取り組みを続けていきます。

環境に対する考え方

ISO 14001について

常駐・巡回清掃※常光サービスエコプラントにて認証取得

ISO 14001は
環境マネジメントシステム
に関する国際規格です。

当社は「循環型社会のニーズに応えるため、産業廃棄物の減量化・再資源化へチャレンジし、地域社会及び地球環境保全に貢献することを目的とする」という環境方針に沿って活動に取り組み、2003年3月に常光サービスエコプラント(廃棄物中間処理施設)においてISO 14001の認証を取得いたしました。

環境方針

基本理念

「環境の世紀」と呼ばれている21世紀、当社は循環型社会のニーズに応えるため、
産業廃棄物の減量化・再資源化へチャレンジし、地域社会及び地球環境保全に貢献することを目的とする。


方 針

  • 当事業所の産業廃棄物処理活動において、環境に配慮し、リサイクルの推進と埋立廃棄物の削減に努力します。
  • 当事業所の産業廃棄物処理活動において、環境に関する法的要求事項及び事業所が同意した要求事項を遵守します。
  • ISO 14001規格に基づく環境マネジメントシステムの継続的改善を行い、更に環境汚染の予防に努めます。
  • 環境方針の遂行のために、事業年度ごとに環境目的・目標を設定し、事業活動及び社会的情勢の変化に応じて見直しを行います。
  • この「環境方針」を当事業所の産業廃棄物処理活動に携わる全ての人が理解・認識できるよう教育を行ない意識と知識の向上を図ります。
  • この「環境方針」を社外の方から要求された際は、配布、若しくは公開します。また、その他必要に応じ公表します。

平成17年4月1日


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