RPF 製造等
当社ではリサイクル事業の一環として、リサイクルが困難な
木くずや廃プラスチックを主成分として作られる高性能な固形燃料「RPF 」を製造しています。
RPF(Refuse derived paper and plastics densified Fuel)は、直訳すると
「プラスチック及び紙から得られる燃料」で、化石燃料の代わりとして利用でき、
高カロリーかつ安価で取扱いやすいなどの特性があります。
また、化石燃料の削減によりCO2削減等の地球温暖化防止にも寄与します。
現在、製紙会社を中心に多くの産業で利用されており、今後も需要が高まっていくとみられています。
RPFの特徴
01.高カロリー値
廃プラスチックを原料とするため熱量が高く、石炭やコークスに匹敵する化石燃料の代替として使用できます。02.取り扱いの容易さ
RPFは高密度な固形状態で、ペレット状態コークスや粉炭と同等の利便性を有し、保管や輸送効率も優れています。
03.他の燃料と比較して経済的
オーストラリア産石炭価格と比較し、1/7 というコストパフォーマンスの良さ。(2023 年5 月比較)灰化率が石炭よりも1/3 以下であるため、灰の処理費用も削減できます。
04.環境への配慮
原料が廃棄物の再利用であり、エネルギー効率の向上と化石燃料の消費削減に寄与します。
- RPFのメリット
- 原料が廃棄物の再利用であり、化石燃料の消費削減、埋立てや焼却される廃棄物の削減につながる。
- 古紙と廃プラスチック類の混合比率を変更することで、熱量を調整可能。
- 石炭とくらべ価格は1/7~1/3 程度。灰化率は1/3 以下。
RPFの製造工程
- 産業廃棄物の搬入
- 粗選別・選択
- 破砕機
- 圧縮固化
- RPFの完成